悪質劇場(3)
出会い系サイトで知り合った彼女に騙された高本君!!
メル友の安井めぐみさん
入社7年目を迎えた高本一郎君(30歳)は、大手通信会社広島支店に勤務するパリパリの営業マンですが、これまで女性に縁が無くまだ独身です。 σ(・ω・*) オイラ タカモト
早く結婚して両親を安心させようと、出会い系サイトを通じて、広島市内で一人暮らしをしているという安井めぐみさん(30歳)と知り合い、メル友になったのです。
デートに誘われて
知り合って1週間後の金曜日、めぐみさんから初デートを申し込まれた高本君は、ウキウキ胸をときめかせて、仕事を終えた午後7時、急いで待ち合わせ場所の三越百貨広島店に向かいました。
初対面のめぐみさんは、藤原紀香似の想像していた以上に美人でした。 (/▽\)ハズイ♪
めぐみさんは、甘い声で
高本さんの血液型は何型ですか? 趣味はなんですか?
更には、
高本さんのお小遣いは、幾ら・か・な〜 ウフッ
なんて尋ねられたのです。
高本君は、何でそんな事を聞くのだろうと思ったのですが、せっかく知り合えた嬉しさから、
僕はまだ独身だし、実家から通勤しているので10万円は使ってもいいかな〜
等と正直に答えました。
一緒に が・ん・ば・ろっ
その週の日曜日、2度目のデートで、彼女の勤務先の宝石販売店を紹介されたのです。
そこで、めぐみさんから50万円のダイヤのネックレスを薦められたのですが、
そんなの、とても支払えないよ
と言って、一旦は断ると、耳元で
大丈夫よ。私がずっと支えていくから一緒に が・ん・ば・ろっ!!
このネックレスは私も大好きだし、大切な人に持っていて欲しいの。
なんて囁かれた高本君は、その場の雰囲気を壊したくなくて、つい契約してしまったのです。
3回のデート代は150万円
更に、その翌日もデートに誘われ、
・一生ものだから、持っていても損は無いわ。
・彼女にあげたら喜ばれるわ。
等と勧められるまま、100万円のダイヤの指輪も契約してしまったのです。
気がつくと、毎月のローンの支払い額は10万円近くになっており、高本くんは大変悩みました。
困り果てて父親に相談したのです。
出会い系サイトで知り合った女性が、実はデート商法だったのです。 (=w=;)げげっ
父親に知り合いの行政書士がいると言うので、相談することにしたのです。
その結果、幸いクーリング・オフの期間内であったため、急いで内容証明郵便を送りつけると共に、クレジットローンの停止措置を講じ、被害の防止を図ることができたのです。
コメント
デート商法は、ここ数年で増えてきた手口です。
「デート商法では?」と思っても、「いや、そんなことはない」と思ってしまうものです。
一方、出会い系サイトは、男性にヒットのチャンスが少ないので、女性販売員にしてみれば絶好の営業場所なのです。
もし、既にクーリング・オフの期間を過ぎていれば、そう簡単には解約させて貰えません。
デート商法の解決が難しいのは、販売業者側に
- 販売員に抱いた好意につけ込んで勧誘した
- 断ったのに勧誘し続けた
などと問題点を指摘しても
「相手が一方的に好意を抱いただけ」
とデート商法を否定したり、消費者と販売員の“楽しかった”メールのやり取りの様子が持ち出され、販売方法に問題はなかったと反論されるからです。
被害に遭わないためには、見知らぬ異性からの誘いは、何かあると疑ってかかることです。
販売員が優しくて親切なのは、あなたに好意を抱いたのではなく、それがビジネスだからと考えましょう。 ┐(-。ー;)┌ ヤレヤレ
地元の行政書士を有効に活用しましょう。
私たち行政書士は、決して正直者が馬鹿を見ることが無いよう、皆様の様々な問題解決に取り組んでいます。
どのようにすれば問題を早期解決することができるのか、ご提案致します。
問題が発生した時は、お早めに相談していただくことが問題解決への近道です。
お気軽にご相談下さい。貴方のトラブルを解決いたします。
行政書士 村上 陽一
写真中央が私(村上)です。
両サイドの2人は小中学校の同窓生です。
2008年3月、私の故郷で撮影して頂きました。
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